熊本の水について学びました ~水のお話し会~
投稿日 2024年10月22日
今日は、熊本県庁からご来園いただき、年長児さんに向けて『水のお話し会』を開いていただきました。(熊本県 環境出前講座)
遊戯室に集まってきた子どもたちは「どんなお話があるのだろう?」と興味津々の様子。
幼稚園の畑の土を溶かして作った泥水のろ過実験からスタート。地面を模したろ過装置に泥水を入れておくと、お話し会の間にその水がどう変わるのか?結果はお話し会の最後に確認することとなりました。
「熊本の水道の水はどこからくるでしょうか?かわ?うみ?じめんのした?」というクイズには、ほとんどの子ども達が「じめんのした」と答えていました。さすが、熊本の子ども達。地下水を知っていたようです。
「地面にしみ込んだ雨が地下水となり、江津湖等で湧き水ととなった後、消毒されて家庭に届く。使われた水は集められて、きれいに処理された後、川から海へ流れていく。」という、流れも学びました。
「『幼稚園の水道水』と『食器用洗剤を混ぜた水』のどちらがきれいな水か?」の実験では、洗剤が混ざった水の方が汚れているという結果に、食器をきれいにするための洗剤が水を汚してしまうということに驚いた様子の子どもたちでした。洗剤の使い過ぎに気を付けるために、「汚れた食器を紙等でふきとってから洗うと良い。」と教えていただきました。
最後に、最初の実験の畑の泥水がどうなったかを見てみると。。。真っ黒だった水が透明になっていました。こんな風にして、地面にしみ込んだ雨が時間をかけてきれいになって地下水になることが分かったようです。
「歯磨きの時に水道の水を出しっぱなしにしない」、「トイレの大小レバーを使い分ける」等、すぐにできる節水についても教えていただき、意欲が高まった子どもたちは、お話し会の後の手洗いでさっそく「節水」に取り組んでいました。
今日の学びをきっと、ご家庭でお話ししてくれることでしょう。みんなで水の保全にに取り組み、熊本のきれいな水を守っていきましょうね!