立田幼稚園には海外とつながりのある園児が在籍しています。今年度はネパール、台湾、フィリピン、メキシコ。更に夏休み前の今の時期は、カナダ、アメリカ、香港から一時帰国中の子も通ってきていて、束の間の日本の幼稚園生活を楽しんでいます。最初は日本語が分からず不安そうな子も、すぐに仲良くなって遊び出しますが、お互いに生活の違いを感じることもありますし、自然と国際交流できているように思います。

　折角いろんな国とつながっているので保護者の方の交流もできたら。。。と思っていた時にコロナ禍に入って実現できずに数年が経ちましたが、やっと今年の6月21日に『いろんな国につながろう♪』と題して、念願の保護者交流の会を持つことができました。

　会の前半は「おすすめの料理」「おすすめの場所」をその国の言葉で紹介してただきました。あまり耳にしたことの無い言語もあってとても新鮮で、おいしそうな料理と素敵な場所を知って、行ってみたくなりました。日本人の保護者の方からもおすすめの料理と場所を紹介していただき、海外も国内も旅した気分になるとても楽しいひとときでした。

　お菓子をつまんでおしゃべりをしながら休憩をした後はお手玉をつくりました。

　好きな生地を選んで手縫いで作りました。中身はお米、小豆、炒った大豆をそれぞれに準備。ネパール料理で使う小豆は日本の一般的なものとは違っていて、日本と母国が合わさった素敵なお手玉が出来上がりました。お手玉はお土産にしましたが、早速ご家庭で遊んでみたようで、次の日子どもに「お手玉はどう？」と声をかけると、ニッコリ笑ってくれました。

　子ども達も大人も、互いの国を知り、文化の違いに心を寄せ、世界の国々とつながっている感覚を大事にしていけたらと思っています。