11月26日に、「大好きな絵本を紹介しよう♪」というテーマで保護者向けすくすくプログラムを開催しました。

いつもお子さんに読んでいる絵本や自分自身のお気に入りの絵本を、エピソードも交えて紹介しながら順番に読んでいきました。読んでもらうことで絵本をじっくり味わうことができ、とても良い時間でした。

ご家庭での会話が英語の方には、英語の絵本を読んでいただきました。
英語の音が心地よく、絵をじっくり見て聞いていましたが、（英語力の問題で）ストーリーが分からず、日本語で要約していただかなければ理解できませんでした。外国語を母国語とし日本語を学び始めたばかりの子どもは、幼稚園の絵本の読み聞かせの時間にこんな風に感じているのだろうな、言葉の壁がある中で過ごすのは大変なのだろうなと、思いを巡らせました。
　
一通り紹介しあった後は、年長クラスで読み聞かせをすることになりました。
　
一つのクラスでは、そのクラスの保護者の方に読んでいただきました。自分の（友だちの）お母さんが読んでくれたことがとても新鮮で、子どもたちは楽しんで聴いていました。保護者の方も嬉しそうでした。

もう一つのクラスでは、同じお話を英語版と日本語版を使って交互に読みました。英語で聴いた後日本語で読みましたので、ストーリーも理解できておもしろかったようです。読み終えた後に「知っている英語はあった？」と尋ねると、子ども達は聞き取った単語を答えていましたが、きれいな発音で驚きました。外国の言葉に触れると良い機会となりました。

たくさんの絵本に触れて、とても良い時間でした。

またいつか企画したいと思います。
　
※おしゃべりの中で、小学校とご家庭での「ノーデジタルデー」の話になりました。テレビやネットをオフにして、絵本を読みきかせたり、それぞれに読書をする時間を、皆様のご家庭でも作ってみられませんか？